「君の膵臓をたべたい 」は泣けるだけじゃない
映画「君の膵臓をたべたい」はパターン化した
病気で彼女が亡くなる。感動物・・。
と思われがちだけど、この映画(小説)は
やっぱり評価通りすぱらしい作品でした。
「君の膵臓をたべたい」の名言が刺さる件
もちろん、この作品「君の膵臓をたべたい」では
浜辺美波ちゃん演じる桜良が病気で残り少ない
時間を描いた物語。
そのストーリーだけでも、キャッチフレーズ
「私が死んだら私の膵臓、君が食べてもいいよ」
だけでも泣けてくる。
北村匠海さんが演じる、僕に
桜良は「生きるということは、誰かと心を通わせること」
という言葉のまま少ない時間心を通わせます。
その不器用で圧倒的に可愛く健気な
浜辺美波ちゃん演じる桜良は演技としては
決して上手ではないけど、それだけに心打たれます。
桜良:名言
生きるってのはね、きっと誰かと心を通わせること。
そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ。
誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、
誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、
誰かと手を繋ぐ、誰かとハグをする、誰かとすれ違う。
それが、生きる。
この想いを桜良は僕にぶつけます。
とても可愛く、儚い掛け合いはとても
さわやかで感動させます。
それに対して
人とあまり関わらない、「僕」は
僕:名言
人に興味を持たないから、人からも興味を持たれないんだろうね。
誰も損してないから、僕はそれでよかった。
これもこれで「僕」の素直な感情で
ぶつかってくる桜良の事実を知らない
「僕」は戸惑いながら、少しずつ
心を通わせていきます。
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僕:名言
全ての人間が、いつか死ぬようになんて見えないってことに。
僕も、犯人に殺された人も、彼女も、昨日生きていた。
死ぬ素振りなんて見せずに生きていた。
そうか、それが、誰の今日の価値も同じということなのかもしれない
「君の膵臓をたべたい 」桜良が名言を残して・・・
そして、桜良は名言を残して眠りにつきます。
桜良:名言
人間は、相手が自分にとって何者か分からないから、友情も恋愛も面白いんだよ。
死に直面してよかったことといえば、それだね。毎日、生きてるって思って生きるようになった。
そして二人が出会って心を通わせたのも桜良が
偶然を装っての必然だったことを伝えながら・・。
単純に「泣けました」お涙頂戴映画だと
わかっていても「言葉」に重みと深さがある。
その「重く深い言葉」と反比例する
桜良の笑顔やいたずらは観てるだけで感動すら
してきます。
とても素敵なキャスティングと演出もあって
映画としてとても良い感動と元気をもらうことが出来ました。
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