「大恋愛〜僕を忘れる君と」アルツハイマー病がテーマ
TBSドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」が最初からずっと
大評判で泣いている、感動しているという人が続出している。
恋愛ドラマの王道パターン。ステイタスやスペックの
違いの中、その逆境に打ち勝つ強い気持ち。
このドラマでいうと、お医者さんで超美人の
戸田恵理子演じる尚がやはりお医者さんで超リッチな
松岡昌宏演じる侑市と結婚寸前。
さえない引っ越しやさんのバイトムロツヨシ演じる真司
に惹かれて付き合うことを決断。
侑市との婚約解消という恋愛ストーリー。
これだけでも、題名通り「大恋愛」となるのだけど、
尚が患う「若年性アルツハイマー」がこの物語のテーマとなる。
好きな人や楽しい時間どころか自分が誰だかを忘れてしまうと
いう恐怖。新しい恋を決断してからあまりにも早い現実。
観ているのが辛くなるほど切ない物語。
もし、好きな人大事な人を忘れていくかもしれない恐怖
を感じるなら、きっと尚のように苦しむだろうと思う。
恋愛って始まりがとても素敵でこれからどんな未来が
待ち受けているのかワクワクして1番楽しい時期だと思う。
なのに、このドラマでは楽しい時間イコール悲しい時間への
カウントダウンとなっていく、
しかも、アルツハイマーの前段階と診断した権威の侑市でさえ
運命をわかっているのに尚への気持ちが抑えきれない。
こんな悲しいストーリーを名優が演じるのだからたまらない。
この物語が1番悲しい結末ではないことを祈る。
1番悲しいのは、尚が完全にすべてを忘れて、真司がそれでも
僕は忘れない、記憶の中では今でも君は・・・。なんていうのは
止めてほしいが、そうなりそうだな。
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